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BLの終焉

Rあり、男性同士の恋愛小説を載せております。

水星の欠片 33 

水星の欠片 33





「気がついたらベッドにいて
健はいくつになったのかと調べたら…
もう社会人だった」

そうか、帰る前にもうここにいたんだ。

「うん、財務省に勤めてる」

ベッドの中で裸の馨を抱きしめたまま
答えた。

「財務省って調べたよ。
昔と呼称も変わったんだね。
昼間庁舎を見てきた」


「え、霞が関に馨が…すごく行動的だね」

「だっていつまた……」
(消えてしまうか分からない)
と、言いかけた馨の唇を貪るように塞いだ。

「…たけ…る…んっ」

「馨がまた消えるなんて考えたくない」

「…ごめんね」

「馨が自分でコントロールできないから
仕方無いと思っても…辛い」

「僕もどんなに健が辛かったか考えると
…泣いちゃった」

「…ごめん」

「健は悪くない。
悪いのはこの世界に、健の前に現れた
僕なんだから」

「いいや、誰も悪くないんだ。
馨に逢わなかったら今の自分は無いから」

「…でも嬉しい…また健に触れることができて」

「馨は変わらず可愛くて綺麗なのに
こっちはもう二十四だ」


「また身長伸びた?」

「そうだね、高校の時から五センチ」

「身長は伸びても変わらない見かけは全然。
ちゃんと大学行って、社会人になって…
忙しい?」

「…うん、そこそこ」

「じゃ僕がまたうちの中のこと
やってあげる。
こうして夜のお世話も…ね」

ちょっと待って、
「馨…エロい」

「僕は健が好きだから健としてるんだから。
想い合っているんなら当たり前のことだよ」

「真面目にセックスしてるんだ馨は」

「…真面目?
そんなんじゃないよ。
健が好きで好きでたまらなくて…してるんだ。
て言うかしてもらってる…?」

「そんなとこ、超可愛い」

また胸に引っ張り込んで抱きしめた。

「…こんな快感…健とじゃなきゃ経験できないし…でも健の選択を奪ってない僕は」

「俺は馨としかこんなことしない。
馨の身体しか知りたくない」

馨と出逢って十四年になるけど
実質三年くらいしか一緒に暮らしてないんだ。

こんな関係になって六年…でも隅々まで知ってるのかな。

「ね…ここが好き?」

胸を弄られるのが感じるらしい。

「はあ…あ…健が入ってる時も好きだけど
胸、舐められると感じる…変か…な」

「変じゃない。
いっぱい開発して…色んな事したい」

「……うん。
健、固くなってる…挿れていいから…」

「馨は?馨は欲しい?」

「うん…僕の中にきて」

そう言われなくても中で動きたくて
たまらなかった。




続く




本日もご訪問ありがとうございました。

Category: 水星の欠片

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2018-06